〜クリエーションに役立つ『分析』を見つける〜「戯曲の面白さがわからない…」「戯曲を読むのが苦手」「読めていない気がするので意見しづらい」このシーンスタディでは時間をかけ、積極的な戯曲の読み解きを実践します。誰かに「正しい何か」を教えられるのではなく、自分たちで戯曲の読み解きを身体を通して行う。そこにある可能性をひとつひとつ試しながら、まるで『探偵』のように「こうじゃないか?」と話し合い、身体を使って試しながら見つけていきます。クラスフォト(3ヶ月集中コース 2023)発見は、精読する以外でも起こり得ます。歴史を顧みても、数多くの発見はアクシデントから生まれていたります。環境の中で生まれる発見は、自分たちの予想を超えて驚くような可能性を提示してくれます。また他者との会話の中や、やっていくうちに発見したり、途中で工夫して変化したりと様々な要因で戯曲のもつ可能性を見つけていくことができます。新しいことを発見することは、悦びであり、本来楽しいはずです。ひとりでは行き詰まるようなことでも仲間とともに取り組むことで見つかるかもしれません。既存のテキストを使い、俳優にとってのクリエーションとは何か?俳優は何を作るのか?ということを実践的に探していきます。そこには歴史的な整合性や一般的な正しさはむしろ必要ではなく、その正しいとされる情報を読み解き、利用できる力が必要となります。またその理解したものをいかに立体的に、場面作りに役立てるかという分析とは別の能力も必要になります。身体を通して理解を進めることで、活きたリズムが生まれ、それを相乗的に利用し、再度理解することで、創作の余地が生まれます。ぜひ一緒に探求しましょう。■このWSで学べることリズム、スペース、ビルドアップなどの演劇の基礎構成と知識上記の実践と応用アクシデンタルな要素のクリエーションでの活用ディスカッション能力身体を利用したシーン分析意図あるシーンを実践的に作る舞台上空間の定義と利用