コラボワークショップ第4弾、「Movement for The Actor」の開催が決定しました!このプログラムは、俳優という表現者が自身の“心と身体”という「楽器」を再発見し、調律し、創造的な表現へと昇華させることを目指した、非常に実践的かつ刺激的な3日間です。俳優の楽器(ご自身)は一人一人個性があるため、俳優の為の動作訓練もあらゆる方向性からのアプローチがあります。その中でご自身に最も適したアプローチを探していくのも訓練の過程となります。今回3日間という短い期間ですが、複雑なようで、実はシンプルな動作訓練の一環をご紹介し、体験していただき、俳優さんたちの手助けになればと思います。 -Yokko氏より開催日:2025/12/18・12/19・12/20時間:10:00〜17:00(休憩あり)カレンダーで確認する近年、欧米の俳優養成機関においては、「ムーブメント(Movement)」が演技(Acting)や声(Voice)と並び、基礎トレーニングの重要な柱として位置づけられています。一方で、日本国内ではこの分野に特化したトレーニングの機会がまだ限られており、多くの俳優が「身体の使い方」に対して明確な手応えを得られず、漠然とした不安や課題を抱えているのが実情です。本ワークショップでは、ニューヨークを拠点に世界各地で活動する俳優・舞踏/舞台芸術家・ムーブメント講師のYokko氏と、フィジカルシアターを専門とし、ディバイジングの分野で評価を得ている舞台芸術家・俳優の安本達也が講師を務めます。異なる視点と手法で「俳優の身体性」にアプローチする二人の講師が、それぞれの専門性を活かした多角的なセッションを展開します。「楽器としての自分」を知る、感じる、響かせるワークショップ初日のテーマは「Meet Where We Are」。Yokko氏のセッションでは、呼吸と動きを通じて心と身体のつながりを探る「Pure Movement」に取り組み、自身の内面にある感情と丁寧に向き合っていきます。「自分の身体を“楽器”としてどのように活かすか?」という問いに深く迫る時間となるでしょう。一方、安本のセッションでは、コポーやルコックのワークに基づいたニュートラル・マスクの基礎トレーニングを行います。身体の構造や空間との関係性に意識を向け、「何も演じていない身体」が本来持つ力を再認識していきます。ニュートラル・マスク2日目のテーマは「Tuning Your Instrument」。この日はYokko氏が全セッションを担当し、初日の学びをさらに深めていきます。身体の感覚と感情のつながりを繊細に感じ取りながら、自分自身という“楽器”を丁寧に調律していくプロセスを体験します。午後には、身体を使ってまるで彫刻を彫るように自己表現を探るワークを実施。自己と他者、そして空間との関係性を、身体を通じて立ち上げていきます。最終日となる3日目のテーマは「調和と遊び」。これまでに培った感覚を、他者との関係性の中でどのように活かすかを探っていきます。Yokko氏のセッションでは、想像力と内なる衝動を出発点に、「いま、ここ」に自然に存在する身体のあり方を深めていきます。安本のパートでは、観客の想像力と共鳴するために必要な“身体のリズム”や“空間について”を、実践的なアプローチで学んでいきます。どんな人におすすめ?身体の表現力に課題を感じている俳優感情や衝動の“出し方”に迷いを感じる演技経験者ムーブメントやマスク演技に興味がある表現者自分の身体を改めて知りたい、感じたいと考えているすべての方初心者であることや、個性、経験を問わず、誰にとっても「演技の本質」に触れるきっかけとなるでしょう。概要【講座名】Movement For The Actor(スペシャルコラボ)【日程】2025年12月18日(木)~12月20日(土)【時間】10:00〜17:00(休憩あり)【会場】演劇の学校|シアタースコラ(東京都新宿区)【参加費】通常30,000円(税込)早割(11/20まで):26,000円Cert割引:22,000円【定員】10名(最少催行人数:3名)【申込締切】2025年12月10日(水)【詳細ページ】https://theatreschola.jp/works/collabo004【申込みはこちら】https://theatreschola.jp/specialApply身体から演技を深めたいあなたへ——呼吸と動作をつなぎ、感情と衝動を開放し、表現を再構築する3日間。自分という楽器をチューニングし、世界と響き合う準備を整えましょう。少人数制のため、早めの申し込みをおすすめします。あなたの参加を、スタッフ一同心よりお待ちしています。