コラボワークショップ第二弾、「Movement for The Actor」の開催が決定しました!このプログラムは、俳優という表現者が自身の“心と身体”という「楽器」を再発見し、調律し、創造的な表現へと昇華させることを目指した、非常に実践的かつ刺激的な3日間です。俳優の楽器(ご自身)は一人一人個性があるため、俳優の為の動作訓練もあらゆる方向性からのアプローチがあります。その中でご自身に最も適したアプローチを探していくのも訓練の過程となります。今回3日間という短い期間ですが、複雑なようで、実はシンプルな動作訓練の一環をご紹介し、体験していただき、俳優さんたちの手助けになればと思います。 -Yokko氏より開催日:2025/6/9・6/10・6/11時間:14:00〜21:00(休憩あり)カレンダーで確認する近年、欧米の俳優養成機関では「ムーブメント(Movement)」が、演技(Acting)、声(Voice)と並ぶ基本トレーニングの一つとして重視されています。しかし、日本国内ではまだこの分野のトレーニングに触れる機会は限られており、多くの俳優が「身体の使い方」に対して漠然とした悩みを抱えているのが現状です。このワークショップの講師を務めるのは、ニューヨークを拠点に世界各地で活動する俳優・舞踏/舞台芸術家・ムーブメント講師のYokko氏と、身体表現・マスク演劇の分野で定評ある舞台芸術家/俳優の安本達也。両者は異なるアプローチで「俳優の身体性」にアプローチしており、本プログラムではそれぞれの専門性を活かしたセッションが展開されます。「楽器としての自分」を知る、感じる、響かせるワークショップ初日のテーマは、「Meet Where We Are」。Yokko氏のパートでは、呼吸と動作を通して心と身体をつなぐ「Pure Movement」を体験しながら、自分の内側に眠る感情と向き合います。「自分の身体を“楽器”としてどう使うか?」を深く掘り下げる時間です。安本のパートでは、コポーやルコックをベースとしたニュートラル・マスクの基礎訓練を実施。身体の構造や空間との関係を意識しながら、「何も演じていない身体」が持つ力を見つめ直します。ニュートラル・マスク2日目は「Tuning Your Instrument」。Yokko氏のみが担当し、初日の気づきをさらに深めていきます。体の状態と感情のつながりを実感しながら、自身の「楽器」を繊細に調律する過程を体験します。午後のセッションでは、彫刻のように身体を通じて自己表現を探るワークが行われ、自己と他者、空間との関係を身体で紡ぎ出します。最終日となる3日目は「調和と遊び」をテーマに、ここまでに得た感覚を他者との関係性の中で活かしていきます。Yokko氏のセッションでは、想像力と衝動をベースに「いま、ここ」に自然に生きる身体を探求。安本のパートでは、観客の想像と響き合うための“身体のリズム”や“空間との対話”を実践的に学びます。どんな人におすすめ?・身体の表現力に課題を感じている俳優・感情や衝動の“出し方”に迷いを感じる演技経験者・ムーブメントやマスク演技に興味がある表現者・自分の身体を改めて知りたい、感じたいと考えているすべての方初心者ふくめ個性や経験を問わず、誰にとっても「演技の本質」に触れるきっかけになるはずです。概要【講座名】Movement For The Actor(スペシャルコラボ)【日程】2025年6月9日(月)~6月11日(水)【時間】14:00〜21:00(休憩あり)【会場】演劇の学校|シアタースコラ(東京都荻窪)【参加費】通常30,000円(税込)早割(5/26まで):26,000円Cert割引:22,000円【定員】10名(最少催行人数:3名)【申込締切】2025年6月6日(金)【申込ページ】https://theatreschola.jp/works/collabo002身体から演技を深めたいあなたへ——呼吸と動作をつなぎ、感情と衝動を開放し、表現を再構築する3日間。自分という楽器をチューニングし、世界と響き合う準備を整えましょう。少人数制のため、早めの申し込みをおすすめします。あなたの参加を、スタッフ一同心よりお待ちしています。そのほか開催予定の単発ワークショップはこちら。