Cert.1〜Cert3まであっという間に終わってしまいました。私はその前に体験ディバイジングと単発ニュートラルマスクにも参加したので本当に1年の付き合いになりました。こちらにお世話になる前に、所属していた事務所のレッスンで演技を学んではいたものの、疑問が増えるばかりで日々頭を抱えていました。『演技が上手いとはなんだろう。よく言われるリアル・自然な演技とは。体はその人で良いのだろうか。個性とは狙って出すものなのだろうか。声質は演じる時に変わらないものなのか。…』などなど初歩的な疑問が積もり、様々な人に意見聞いてはいたが迷宮入りでした。自分のあるべき姿を見失いつつありました。振り回されていたんだと思います。その時に安本達也氏に出会いました。彼の語りかける言葉には、凄く相手の心を動かし行動させる力があります。問いに対して全ては言わず、しっかり自分たち自身で気づかせるよう適した量の情報を与えてくれます。その配慮がよりエクササイズを効果的にしてくれていたんだと感じます。私は人から注目されるのが苦手で、緊張しがちでした。テンポは早くなり、重心はブレ、手は震え大変でした泣。しかしスコラを受講している時に自分の心にブッ刺さった言葉があります。それは、『自分をこの場に居ていいんだと許す事。自分が今ここに居る事を観客から求められているんだと自覚する事。』これを聞いてから人前に立って演じる事への内面的不安が取り除かれました。一つの転機でした。表現は自由で無限。だけど、自由にやり過ぎると成り立たない。枠が無いようである。その中で見つける舞台を更に面白くする"ゲーム"とは。抽象的に悩んだり向上心がある人は1度体験でもいいので受講してみると、より具体的に前進するキッカケになるかもしれないです。自分自身が持つ、身体的可能性を探ってみるところから始めてみるのはいかがでしょうか。