たつやさんが新しい形の演劇学校、シアタースコラを作ると聞きました。たつやさんと出会ったのは知り合いから聞いたCI(コンタクトインプロ)のWSに参加した時でした、その後も海外のいくつかの団体を日本に呼んでのWSなどにも参加させて頂きました。たつやさんが演劇学校を作りたいという思いを少し聞かせてもらったときに、たつやさん自身、海外で色々と学んできた中で、最近は海外に出て学んでくる人も多い中で、それはとても素晴らしい事だと思うけど、そんな中で色々な事情で海外に行きたくても行けない人のために、またはたつやさん自身が海外で学んできたがゆえに、海外に行かなくても日本でも学べる事はもっとある、同じ学びの密度、価値のあるもをリーズナブルな値段でそういった場を提供していきたい、もっと遊ぶということを通して、自由な発想をもち、演出家のいうとおりにやるだけではなく、主体的に創作活動をしていく人が増えていってほしいとそういった思いのもとに演劇学校を立ち上げると聞きました。僕自身の体験を書かせてもらうと、俳優として、会話劇から入って、身体表現に興味を持ち、そこで身体の重要性を知りもっと色々なパフォーマンスを学びたいと思ったところでたつやさんと出会いました。一言でパフォーマンスをすると言っても、そこに行くまでには沢山のものを身につけていかないと行けないとも思ってます、もちろん続けていく限りは日々鍛錬ではありますが、たつやさんのWSでパフォーマンスをする上で大切な色々な事をまなばせてもらいました、その中でも脱力、呼吸の重要性だったり、遊び=PLAYのパフォーマンスにおける重要性。この、遊び=PLAY、という説明をしてくれる人はたくさんいますが、その遊びとパフォーマンスをしっかり結びつけて、学ばせてくれる人はそんなにいないと思っていて、その1人がたつやさんであると思ってます。今の時代、俳優、パフォーマーなどで生きていくとしても色々なメソッドや、トレーニング方法などがあり、自分が何をベースてしてやっていけばいいか悩んでいる方もいるかとおもいます。パフォーマンスをする上でどういった事をチョイスして大切にしていくか、それを自分で見極めて選んでいくという意味でも、たつやさんは色々な所で学んできた経験があると思うので、シアタースコラに参加する方達のパフォーマンスの軸となるものが見つかってくるとおもっています。あとは最近色々と騒がれている、ハラスメントの部分でも、たつやさんは常に自分で選択をするという事を尊重してくれます。パフォーマンスをする、学ぶ環境としても、開かれた、守られた場を作ることをとても丁寧にやっている思うので、過去に色々と味わってきた人でも、または何か不安を感じていたり、これから何に向かってパフォーマンスをしていけばいいのかなど、自分の方向性として迷っている人などにも、しっかりと進むべき道を見つける手助けや、学ばせてくれる環境を整えてくれると思っています。まだパフォーマンスに対する経験の少ない方でも、経験豊富な方であっても、シアタースコラは有意義な学びの場になると思っています。