~からだとこころの調和、感覚の目覚め、そして想像力と感情を豊かに育む旅~「現場でどうしても力んでしまう」「動きたいけれど、体が思うように動かない」 そして、今の自分の限界を突破して、表現の幅を広げたい――。 そう願っている俳優、表現者、そしてクリエーターの方々へ。スコラでの開催も3回目を迎え、今回は初の単発ワークショップとして、より濃密な時間を共に過ごせればと思います。欧米の俳優養成機関では、近年特に演技(Acting)・声(Voice)・ムーブメント(Movement)が三本柱として必須科目とされており、俳優の技巧を育む大切な要素とされています。ムーブメントは、演技(Acting)と声(Voice)をつなぐ「橋」であり、これら三つの技術が一つの身体の中で響き合うための「鍵」となるものです。このワークショップでは、ニューヨークのアクターズ・スタジオ(MFA)や、ストラスバーグ演劇養成所などで実際に教えられている内容を凝縮し、日本の俳優さんのニーズに合わせてカスタマイズした3日間・18時間のプログラムをご紹介します。「俳優の心身は、一つの楽器のようなもの」 俳優はその楽器の奏者であると同時に、楽器そのものでもあります。まずは、「自分自身」という楽器に出会い、自分を知ることから始まります。Physical Awareness(身体の認知と自覚)を通して、不要な緊張を呼吸とともに手放し、身体を整えていく──それが、俳優の楽器の「チューニング」のプロセスです。緊張がほぐれることで身体感覚はより繊細になり、眠っていた本来の自分らしさが解放され目覚めてきます。すると、心とつながったダイナミックな表現が、自然と生まれてくるのです(Authenticity)。内面への理解が深まり、体と心が結びつくこと(ソマティック)で、あらゆる動きが自身の感覚に影響を与えはじめます。そこから、感情・記憶・想像などが自然に湧き上がり、存在感も力強く育まれていきます。やがて、動きに意志が宿り、からだが語りはじめるのです。俳優の楽器は、一人ひとり異なります。 だからこそ、ムーブメントのアプローチもまた多様です。 自分に最も合った方法を見つけていくこと。それもまた、訓練の醍醐味のひとつかと思います。まずは、自分という楽器に出会い、からだ全体で物語を伝える旅を始めましょう。このワークショップのバックグラウンドロンドンのLAMDAやRADA、ニューヨークの養成機関などで受け継がれた伝統的なメソッドを軸に構成しています。トリッシュ・アーノルドの「ピュア・ムーブメント」 (Trish Arnold's Pure Movement)メリー・コンウェイの「ムーブメント・スタディ」 (Mary Conway's Movement Study)身体の動く仕組みと機能 (Anatomy of Movement)ラバン運動分析 (Laban Movement Analysis)俳優のための舞踏 (Butoh For the Actor)2025年開催コラボWSの紹介はこちら講師:Yokko(シエンキエヴィッチ 誉子)NYを拠点に欧米で活動する俳優、パフォーミングアーティスト。振付師、演出家、ムーブメント講師としては Yoshiko Sienkiewicz として活動。舞踏と演劇を融合させた自身の作品「舞踏メディア」は数々の賞を受賞し、2014年以降欧米各地でツアー公演を行う。ツアー先でのワークショップ開催依頼をきっかけに指導活動も広がり、現在はニューヨークのアクターズ・スタジオ・ドラマ・スクール(MFA)、ストラスバーグ演劇学校などでムーブメント講師を務める。俳優として他作品出演やアーティストとのコラボ、自身の作品制作も継続し精力的に活動中。演技: The Actors Studio(エリザベス・ケンプ、スーザン・アストン)ヴォイス: リンクレイター・メソッドムーブメント: メリー・コンウェイ 他多数シェイクスピア: Shakespeare & Companyクラウン: マイケル・エフ・トューミーからだ全体で役を体現し、今この瞬間を生きる (Embodying a character, living in a moment)からだとこころを通して物語を伝える(Storytelling through body-mind)感覚から生まれる感情 (Emotion from sensation)